ゾンビ |
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闇属性 |
不死 |
固有能力の「ゾンビパウダー」で死霊使いパーティに特化した戦術の補助ができる。 不死パーティに出てくれば便利だが、死霊使いマスターでないと 召喚が完全に運頼みである地味に出しにくいアンデッ娘である。 |
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能力値 |
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HP |
85 |
SP |
15 |
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攻撃 |
70 |
召喚時間 |
1 |
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防御 |
70 |
召喚コスト |
0 |
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魔力 |
70 |
召喚キャパ |
0 |
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4値合計 |
295 |
ZOC |
0 |
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技数 |
3 |
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移動 |
4 |
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※値はすべてレベル50の時のものです。
特殊能力 |
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ゾンビパウダー |
D |
発動型 射程2 範囲1 回数2 |
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習得技 |
技考察 |
ダークパンチ |
闇属性 物理 攻55 命100 ク10 射1 範1 コ1
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ダークチャージ(※) |
闇属性 物理 攻70 命100 ク10 射1 範1 コ2
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召喚できるキャラ |
マスター(死霊使い) |
イスラーフィール |
オーディン |
管理人の感想 |
「ゾンビパウダー」という回数系能力を持つ特徴的なアンデッ娘である。 能力値のバランスがいいので、耐久力はほかのアンデッ娘よりは高めである。性能的にはスケルトンとほとんど変わらないのだが、技が属性一致の「ダークパンチ」なので「屍兵技強化」を使っていないときはこちらのほうが強い。 ただしこの子の攻撃力はスケルトン以上とはいえそんなに高くないうえ射程も1なので、スケルトンと似たような使い方をすることになる。さらに死霊使いのマスター以外ではランダムでしか召喚できないので死霊使い以外の職業の時はできたらラッキー程度に思った方がいい。 死霊使いの特定パーティにおいて「ゾンビパウダー」は活かすことができる。 他のアンデッ娘と比べて、「屍兵技強化」で得られる技が弱めである(他の子たちはマスターが使える技なのに対し、この子の技はマスターが使わない低級の技である)。召喚難度がアンデッ娘の中では高いので、この子はほとんど偶然と能力に頼った使い方となるだろう。 |
元ネタ |
ブードゥー教 |
ゾンビとは、生きているかのように動く死体のことである。ブードゥー教ではその黒魔術によって墓場から復活した死体である。 ブードゥー教では重罪人は毒による死刑が行われ、そいつらの死体が腐る前に黒魔術で復活させられる。その理由は後述する。毒によって死んだ死体は腐りにくいということもあり、毒殺と重罪人という事情がゾンビに適していたのだろう。復活したゾンビは魔術師や主人とされた人間に対して従順でありそのうえ疲れないので、多くは奴隷・労働力として使われた。重罪人は死んでもあの世に行く(逃げる)ことが許されず、死んでも罪を償えということで永遠の奴隷として使役されると解釈できる。 ブードゥー教の人々はゾンビになるのを恐れて真面目に生きたとか。 近年よく知られる、ゾンビが人を襲うイメージは本来のゾンビとはかけ離れている。ゾンビにかまれるとゾンビ化するとか腐敗が進んで死ぬとかは映画やゲームだけの設定である。しかし今ではこのイメージのほうが強いため、ブードゥー教のイメージは悪いかもしれない。
出典 ・「世界の幻獣・ドラゴン」を研究する会『よくわかる世界の幻獣ドラゴン大辞典』(廣済堂あかつき株式会社、2008年)292~293ページ ・幻想世界を研究する会『よくわかる 「魔界・地獄の住人」事典』(株式会社ウェッジホールディングズ、2008年)224~225ページ ・TEAS事務所『萌える悪魔事典』(株式会社ホビージャパン、2012年)180ページ ・TEAS事務所『萌えるモンスター事典 陸の巻』(株式会社ホビージャパン、2013年)162ページ |