もえくり討論会10 2014/08/12

もえくり2の前に書いていますので、
クリーチャーのキャラが違う可能性があります。
読む際にはご了承ください。



注意書き
「もえくり討論会」は、作者公認ではありますが、キャラの設定などにつきましては黙認です。
よって同作品の公式見解を提示するものではありません。



くむば:「さて、今日はこのファミレスで待ち合わせをしているんだ」

おせ:「誰と?」

くむば:「もえくり2討論会で新入りとなる2人の後輩と」

おせ:「え、私たちにもえくりの後輩ができるの?」

くむば:「うん。普通はもえくり2のクリーチャー出しちゃダメなんだけど、
今日の二人はたまたますでに姿が公開されているからね」


おせ:「なにするの?」

くむば:「数か月討論会していないからネタはあるよ、
動画やもえくりチャット、テストプレイの交流でね」


おせ:「テレビ番組でいえばスペシャルね」

くむば:「最近のつまらないテレビの、
スペシャルと称する2・3時間続くだらだら番組よりは読みごたえあるように努めるよ」


おせ:「つまらなかったら殺すけどいい?」

くむば:「返り討ちにするけどいい?」

おせ:「望むところよ! 属性有利だからっていい気にならないことね」

くむば:「君と決着つけたいのは山々だけど、
今日は入院中のかぐがせっかく約束・用意してくれた顔合わせの機会だ。
そっちをしよう」


おせ:「にしてもかぐの入院長いわね。どうして?」

くむば:「今まで足の治療をまともに受けてなかったんだって。
そのツケが回ってきたんだよきっと」


おせ:「あっそ」



カランカラン…

ない:「いらっしゃい」

おせ「あら、ナイアスじゃない。なにしてんの?」

ない:「アルバイトですよ。
ご主人様がもえくり2のための滞在費のためと言って私をここで働かせているんです」

くむば:「へー。じゃあ4人座れるところお願い」

ない:「はい」

……

おせ:「…まだ相手は来ていないみたいね。
先輩相手だというのに早めに来ないなんて」

くむば:「私たちの移動力が高いだけだよ」

おせ:「ということは、速攻性・移動力のない奴が後輩なのね」

くむば:「まあまあ、会う前からネガティブなイメージ持たないでよ」

おせ:「そうね」

くむば:「今は30分前だから、今日の話し合いのための情報整理しておくよ」

おせ:「ぐー」

くむば:「ぐー」




カランカラン…

ない:「いらっしゃいませ。あ、あちらですよ」

あすく:「ありがとう」


あぷろ:「まぁ、先輩方はすでにいらっしゃったのですね」

ない:「そうですけど…」

おせ:「ぐー」

くむば:「ぐー」

ない:「…「錬水撃」で起こしますねー」

おせ:「…さっ」

くむば:「のへー」

おせ:「危ないわね…」

ない:「…さすがですね避けるなんて」

あすく:「…あの」

おせ:「で、なんなの?」

ない:「待ってた子たちが来ましたよ」

くむば:「しまった、寝てたよ」

おせ:「へぇ、あんたたちがかぐの紹介してた後輩ね」


あぷろ:「ひっ」

あすく:「!」

おせ:「???」

くむば:「どうしたの?」

あぷろ:「いえ、意味不明な迫力がある人だと思いまして、
私としたことが」

くむば:「おせは目つき悪いもんね」

おせ:「よけいなお世話よ」


あすく:「では、失礼します」


あぷろ:「私も失礼します」

くむば:「二人は同じ神話出身らしいね」

あぷろ:「ええ、そうです」

おせ:「なんでこの2人なの?」

くむば:「二人ともテストプレイで大活躍したかつすでに姿が公開されているから。
もっとも、とこの視点だけど」


おせ:「へー。じゃあそろったんだから話題に入りましょ」

くむば:「うんうん。私たちと討論することがまず第一だ」










テーマ1  ニンフパーティについて










くむば:「じゃ、これを取り上げようか」

おせ:「あのちび3人より私1人の方が強いわよ」


くむば:「だろうね」


あぷろ:「話終わってますよ」

くむば:「ごめん。
もえくり2ではニンフ姉妹は数が増えるとブログに書いてあるから、仕様変更は確実。
君たちは本作のニンフの恩恵を得られることはないけど、話しておきたいから話すよ」


おせ:「とはいっても動画化してるからそれの感想や補足ってことになるわね」


あすく:「たしか、味方みんなの能力値が上がるんですよね」

くむば:「そうそう。召喚時間3・キャパ1のクリーチャーを
3体そろえるだけで圧倒的戦力になるんだよね」


ない:「私が動画内で言った、初心者救済措置っていうのがとこの中の見解です」

くむば:「クリーチャー枠3つも食うけどもう上昇幅がすごいからね。
マスターも強くなるから、マスター主体・クリーチャー主体のどっちでも
運用できるまさに万人向けコンボだね」


あすく:「召喚キャパが3・4でないクリーチャーは例外なく恩恵受けられる事もよい点ですね」

おせ:「肝心のニンフたちがあまり強くない点が欠点ね。
特にオレイアスのジャマっぷりがひどいわね」


あぷろ:「え、動画では活かしているように見えますが」

くむば:「こいつバカだから気にしないで」

あすく:「でもおりえさんは地属性ニンフってだけで雷属性の対応を任せることができますよ」

おせ:「…確かにニンフの加護を得たあいつ、百歩以上譲って強かった気がしないでもないような
印象がおぼろげにあったような」

くむば:「おりえに限らないけど、
このゲームは普通にやってると物理技への意識が薄くなりがちだよね」


あぷろ:「動画見てるとそうですね。まあ射程の問題が大きいのでしょうけど」

くむば:「そんな中地属性は物理技主体だから1体入れておくだけで
物理と魔法の打ち分けがパーティ内でできるようになるんだよ。って考え方でいいと思うよ」


あすく:「ブレイド系の技を持ってるクリーチャーは非常に限られるから、
物理技が充実する地属性の運用はそう考えていいようですね」

あぷろ:「って、ニンフの効果で上がるのは主に魔法ですよね?
なんで物理の話するんです?」

おせ:「私の「サンダーチャージ」を恐れてるのね」

くむば:「ニンフ3姉妹がそろえば防御面も補強される。
シールド技を持つことも考えればこの3人に壁役を任せることもできるよ。
そしておりえがいることで相手の物理シールドも削れるようになっている事が
ここで生きるってわけさ」


あすく:「なるほど、
花魄や太歳・アイギスや蟲毒のように無駄に魔力の高い敵に対抗するんですね」

くむば:「そうそう。割とこの3人そろえるだけでも強いんだよ」

おせ:「ナイアス以外は単体じゃ弱いけどね」

くむば:「君が単体で強すぎるだけ」

あすく:「コスト8がちょっと重いんですよね」


あぷろ:「ゆきん後輩が言っているように、単体で使うとなれば同属性の
他のクリーチャー使ったほうが召喚コスト安くて済みますしね」

くむば:「連続で召喚しようとすると3体目でマスターのSPが足りなくなって
ニンフコンボの発動が遅れるハプニングは初心者が通る道だね」


あぷろ:「そうなると、先に場に出た2人のニンフを無駄にさらすだけですしね」

おせ:「マスターが帰還できれば私最強なのに」

くむば:「動画ではアスラ・マンドレイク・バジリスクを採用してるけど、
これは「ニンフには雷属性がいない」「ZOC要員もいない」
「ニンフパーティを発動させやすいマスターはマスター同士になると弱い事が多い」
という点を埋めているわけだよ」


あすく:「ニンフが減って特殊能力が破られると一気に負け筋へ行きますからね。
それを守るZOC要員やバジリスクは重要ですね」

あぷろ:「アスラさんはニンフたちと相性いいですね。
ニンフパーティの性質上、どうしても場に出るキャラの数が多くなるから
水属性の範囲攻撃の被害が大きくなる、
それを雷属性であるアスラさんがおさえるってわけですね」

あすく:「どりゅちゃんがいるというのも大きいですね」

あぷろ:「……どりゅか」

あすく:「…どりゅだよ」

くむば:「ああ、出身地同じだったね君たち。
もえくり初期はドリュアス強いっていわれてたと公式回答があるよ」


おせ:「へー。で、だれから出せばいいのかしら?」

くむば:「技構成次第だけどみんな移動・技不能技持つから誰でもいいよ。
そもそもみんな召喚時間が短いから相手がよっぽどの速攻でもない限り
「ニンフの加護」発動はジャマされないよ」


おせ:「誰と組むのがお勧め?」

くむば:「私が上で述べたニンフの穴を埋めるのがとこ流だけど、
魔力が伸びる・移動も伸びるなど伸びる点に注目する選出もいいよね」


あすく:「とことんアスラさんと相性いいですね」

くむば:「この子たち賢いね。オセ解雇も近いかも」

おせ:「私頭脳派じゃないし」

くむば:「後半の木属性ニンフはネタパーティだから語らない。じゃあ次の話に行くよ」



テーマ2 魔石召喚と魔法円召喚

くむば:「召喚方法には2種類あるよね」

おせ:「絶対に魔石召喚が強いって」

あぷろ:「その2つの召喚方法、どっちがどうなんでしょう?」

おせ:「魔石召喚の方が強いわよ。なんてったって即召喚できるんだから。
即召喚は魔法円じゃできないもの。
だから魔石が強い。私の良さも最大限に生かせるわよ。
魔法円に使い道なんかあるの?」


くむば:「なるほど、おせの意見はそれなんだね」

あぷろ:「私も魔石召喚の方が強いと思います。
まず召喚時間1~4に該当するクリーチャー数が半数以上を占めますから。
私も単純な理由ですがそう思います」

あすく:「…そうですね」

くむば:「私もそう思う。二人とも大切なこと言ってるからね。
そもそも魔石召喚だけで表面裏面すべてクリア可能だからね。
ステージクリアを考えると魔法円召喚は考えなくてもいいんだ」


あぷろ;「速攻戦術が安定して強いのも魔石召喚の強さを証明していますね」

おせ:「そういえばなんでかしらね」

くむば:「そりゃ、速攻戦略は敵が速攻を仕掛けてきたときに迎え撃ったり、
高級クリーチャーのための待ち戦術に対抗したり。
ステージクリアに限れば複数の敵マスターや最初からクリーチャーが場にいるステージの存在によって、
速攻戦術を選択することで有利になるステージがかなり多い、
それを選択しないとクリア不可能なステージが存在するからだよね」


あぷろ:「裏ステージ15以降は全て魔法円召喚でクリアできる気しませんからね」

あすく:「初心者向けというのではなく、基本的な召喚方法ということですね」

くむば:「そうだね。初心者は魔石召喚以外には触らないほうがいいね。
そしてもえくりに慣れた方もこの召喚方法の愛用者は多い。
魔法円召喚なんて使う意味が見いだせないといわれても反論できないくらいにね」


あすく:「私は、かぐ先輩に連れられてヴィーヴルVSフェニックスを見させていただきましたが、
魔法円召喚いいと思いますよ」

おせ:「なんで?」

あすく:「魔法円召喚は実質召喚時間が魔石召喚と逆転する召喚時間6以降の子たちに適性があります。
そこにはクラーケンやシームルグやケルベロス・四神といった使いやすくて強力な子たちが揃っています」

おせ:「そいつら、召喚方法変わっても実質召喚時間が1しか違わないわよ。
私のようなのが即召喚できないというリスクに見合わないわ」


くむば:「おせが即召喚できないというのは、「完全操作」発動のタイミングがずれることで
おせの置き逃げができるようになっているということだから一概に悪いとは言えないよ」


あぷろ:「召喚時間3以下の子に適性ないのはやっぱりデカいですよ、あすくはどう思う?」

あすく:「最高級クリーチャーやドラゴンを使用する際には
欠かすことのできない召喚方法ですよ」

くむば:「討論会ではばはむ先輩だけなんだよね。活かせるの。
でもそれだけで採用価値があるのはまちがいない」

あぷろ:「でもさ、実際に使う時には召喚時間が半分化されるのって、物足りてないですよね。
だからオニャンコポンといった召喚催促役を入れる…
最初の2ターンがそれで潰れているうちに速攻型の敵がすぐ目の前に。
って状況によくなってしまいますよ」

くむば:「物足りないわけじゃないけど、
やはり魔法円召喚と召喚催促役がセットになることも使いにくい理由ってわけだね。
でも最高級クリーチャーは強力だから、出すのに苦労して当たり前…」


あぷろ:「シパクナやユミールやアルゴスそして閻魔は召喚コストがそんなに多くないけど、
最高級クリーチャーは召喚コストもバカ高いですよね。
そこを考えるとSP補助のない治療士と精霊使い以外は最高級クリーチャーを選ぶ余裕はない。
だからと言ってその2職業はクリーチャー依存の職業だからクリーチャーが出るまではまともに戦えない。
よく考えるとここに矛盾があるんですよ。
クリーチャー依存度がそんなにない且つ最高級クリーチャーが出しやすいという
職業や状態が提示できればいいんですけど」


くむば:「そうだよねー。最高級クリーチャーが出てくるまでは耐えるしかないというのも
敬遠される理由なんだね。マゾじゃない限りあまり楽しいとは言えないよね」

あすく:「出せてしまえば強力なのですけどね」

くむば:「下に製作者様の比較を示すよ」



・石と円の比較
0   同等
1~3 魔石優位
4~5 同等
6~  魔法円優位



くむば:「こういうことさ」

あすく:「かぐ先輩が言ってたように、
やっぱり召喚時間5以下の子が圧倒的多数なのが理由なのですね」

あぷろ:「まだ実戦のない私が言うべきかどうか迷うのですが、
どちらかというと召喚時間が4以下のクリーチャーに特徴的かつ
強いクリーチャーが居すぎるのが問題だと思っています。
結果的に魔石が、相対的に魔法円が、ということに」


くむば:「この表で言う、魔石優位の3以下のクリーチャーの有効さや数の多さが原因だと思うよ」

あすく:「魔法円自体の効果は弱いとは思えないんですけどね」

くむば:「うーん。討論会しても変わらず魔石召喚の方が強いということなんだね。
ごめんねわかりきったことに時間かけさせてさ」


おせ:「すでに分かり切っていることに時間をかけるなんてみんな暇なのね。
もえくり2ない今、クリーチャーはみんな暇なのかしらね」


くむば:「そうだね。テストプレイも終わってるし」




あすく:「もえくり2になったらこの4人一緒に出られますよ」

くむば:「楽しみだねー」

あすく:「そうですね」

おせ:「ええ」

おせ:「もえくり2はもっと盛り上げていきたいわね」

くむば「うん…今日は話ができてよかったよ。
じゃ、これからよろしくね」

あすく:「では、かぐ先輩が待っていますので帰りますね」

あぷろ:「ありがとうございました」

おせ:「かぐによろしく言うのよー」